今頃、イタドリハムシのネタ

 イタドリハムシは、東京都区部でもさほど珍しくない虫・・・だと思う。イタドリさえ群生していれば、見つかる可能性は高い。

 その証拠に、この4月、都心のJR四ッ谷駅のホームから線路を隔てた土手にイタドリの群落を見つけ、遠目ながらイタドリハムシらしき虫が数頭付いているのを確認している。

 ただし、わが目黒区内はイタドリの群生地に乏しく、イタドリハムシは駒場の東大キャンパス内でしか見たことがない。イタドリは、伸びるとすぐに刈られてしまうので、人の手が頻繁に入る公園ではなかなか繁殖できない。

 さて、このイタドリ、春先に生えるため、イタドリハムシも成虫の出現期は4−5月というイメージである。東大キャンパスにおいても6月になるとすっかり刈り取られてしまうので、そもそも観察できなくなる。

 ところがこの週末の日曜日、雨が降る前に東大キャンパスを短時間散策すると、刈り取られずに残っていたイタドリで、イタドリハムシを見つけた↓。都区内では自己最遅記録である。あるいは、早くも羽化した新成虫だろうか。

 さらに驚いたことに、紋の色が黄色い。区内の個体はおしなべて赤みの強いオレンジ色をしている(5月28日同キャンパス内で撮影↓)ため、こんな個体↑は初めてである。北海道のオオイタドリに付く種は黄色かったが、イタドリハムシは西日本へ行くと、黄色みが強くなるのでしたっけ?

 ところで、イタドリは春先に伸びてくると書いたが、遅い時期(ちょうど今頃)に伸びる一群もある。実は、我が家の近所では「遅い」イタドリしか見ることがないのだが、春先のと同じイタドリなのか、自分にはよく分からない。なお、遅いイタドリイタドリハムシを見つけたことは、これまで皆無である。別種なのだろうか。↓本日撮影@目黒区&港区。